第102日目
R6年7月23日(火)
横浜(日本)へ
7/9

日本との時差は23時間

エレベーターの中でお会いした女性が松葉杖をついていました。
先方から「転んで骨折して、しばらく動けなかったんです。このところ部屋から外へ
出られるようになりました。お医者さんには途中下船するように言われたんです
けれど、頑張ってよかった!」他人ごとではないと、身につまされました。

今日は、下船のための荷作りの日なので、頑張ろうと思います。

ピースボートの乗客は、それぞれ左のカードを持っています。
このカードの裏には、いろいろな個人情報が書いてあり、また
クレジットカードにも繋がっています。

部屋のキーにもなり、船上で発生したお金の支払いは、全て
このカード決済です。諸外国への出入国の時もこのカードで
ピッ!これで、出入国の管理がしっかりなされます。
殆んどの人が、このカードを首に架けています。

今までカード決済をしたことがなかったのですが、初体験で
便利なものだなー、という感じを持ちました。船上でカードで
使ったお金の明細は、毎月届けられます。

ライブミュージック
岡秀年
7階をぐるぐる回ったりしながら聞いていた岡秀年さんのライブミュージック。
たまに5階に行って聞かせていただくことはあっても、お声がけは初めて。
もう聞くことはできないライブミュージックの皆さんのピアノ。
ありがとうございました。

ライブミュージックの演奏者は、毎日演奏しておられます。主にアトリウムラウンジで、ですが、
7階で演奏しておられることもあります。ピアノカルテットの皆さんは、横浜から乗船されたの
ではなく、途中乗船、途中下船だったように思います。


フェアウェルセレモニー
フェアウェルセレモニーが2回に分けて行われました。1300人も乗客がいるので、一度には
行えないからです。午後4時半からと7時からとあって、私は、後半に参加しました。
時間は各30分です。シャンペンとジュースが振舞われ、大変混雑ししました。
聞くところによると、前半はもっともっと混雑したようです。今回は航路変更によりキャンセルが
相次ぎ、乗客は1300人だと聞きましたが、これで定員2000人が乗ったらどういうことになる
んだろうか、と思ってしまいました。
挨拶等行われましたが、階段に阻まれて声が聞こえてくるだけで、
お話ししている人の姿は見えません。回り込んでやっと写真が撮れました。



フェアウェルセレモニーの後、6階のレストランに行きました。案内された8人用テーブル席に着くと
立派な背広を着た年配の皆さんが既に座っておられたのですが、どなたも一言も声を発っせられま
せん。なんだか、大企業の重役さんが、株主総会(行ったことはありません。)が始まるのを待って
おられるのか?いえいえ、もしかしたらお通夜なのか?食べ終えるまで、そんな雰囲気が続きました。
もう、3ヶ月以上ピースボートで暮していて、初めてのことです。


『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を観ました。
午後8時半からと時間的には遅かったからか、観客は20人くらい
だったかもしれません。CGを使ったアクションシーンは、ただあっけ
にとられる大迫力でしたが、ストーリーがよく分からず仕舞いでした。
途中疲れて眠ったせいもあるようです。

部屋に戻ったら11時で、すぐに眠りました。



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